厳選!本当に面白いおススメ歴史漫画6選

今回は先代が歩んできた道。歴史を題材にした本当に面白い歴史漫画を6選紹介します。

目次

ヒストリエ (連載中)

あらすじ
紀元前343年、北東ギリシアのトラキア地方に位置する都市国家・カルディアは、北西の強国・マケドニア王国の軍勢の包囲を受けていた。全ギリシア統一を目論む国王・フィリッポス2世によって鍛えられた重装歩兵団は整然とした隊列を作り、城塞都市を十重二十重に取り囲んでいた。重厚な軍勢に囲まれた街には到底立ち入る隙がないように見えたが、一人の青年が隊列の間を平然とくぐり抜け城門まで辿り着く。青年の名はエウメネス。

ギリシアの史実を基にした大作
マケドニア王国のアレキサンダー大王に仕えた書記官・エウメネスの波乱の生涯を描いた物語。豊かな教養と観察眼、判断力、そしてそれらを駆使して行動を起こす度胸を兼ね備えたエウメネス。奴隷の身に落ちながらも決して諦めない男の運命は…。これから更に注目を浴びるであろう最高の作品。

SIDOOH-士道- (完結/全25巻)

あらすじ
時は幕末。コロリによって母を亡くし天涯孤独となった雪村翔太郎、雪村源太郎兄弟は、朝倉清蔵によってカルト集団・白心郷に売られる。翔太郎は儀式の生贄にされるが生還、白心郷での生活と修業を許される。2年後、成長した二人は黒船撃沈の命を受ける。

この作品は3巻からが凄く面白い。1巻を読んで辞めてしまう人が多いためか世にあまり知られていない名作。黒船来航、新選組、高杉晋作、勝海舟。幕末を舞台に士道を信念とし、生きる武士の物語。私的には武士を題材にした漫画ではバガボンドと並ぶほどの面白さだと感じる。

ヴィンランド・サガ (連載中)

あらすじ
千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族ヴァイキング。そのなかにあってなお最強と謳われた伝説の戦士が息子をひとり授かった。トルフィンと名づけられた彼は幼くして戦場を生き場所とし、血煙の彼方に幻の大陸“ヴィンランド”を目指す。

『いつも最初の手段を選び取れるようになりたい。そしてどこまで最後の手段を選ばずにいられるか』
作りこまれた作画に壮大なストーリー。ヴァイキングの残虐性と生き様を描く作品。復讐の為だけに生きるトルフィンの心境の変化、戦士としての成長は見るほどに引き込まれる。作者の『幸村誠』氏は作画の質を落とさないために、執筆が間に合わなくなり週刊誌から月刊誌に移籍するほどに作品愛が強い人である。

バガボンド (全37巻/休載中)

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あらすじ
剣における天下無双を目指し、殺し合いの螺旋の中へと身を投じていく宮本武蔵。同じく、剣の道を究めんとする者たちは、放浪の人(バガボンド)となり、その運命に翻弄されていく—。

井上雄彦氏の超大作・原作『宮本武蔵』バガボンド
どれだけ書き込めばここまでの作画ができあがるのだろう?闘いの刹那・水の質感・人間の髪の毛・悲壮な表情・手の指・皺。人間の細部にまで拘った書き込み。もし文字がなくとも伝わるであろう程の画力。それがバガボンドの面白さ。紙面でなくては伝わらないバガボンド。今後も電子書籍化されることはないのであろう。

三国志 (完結/全60巻)

あらすじ
時は後漢末期。中国各地では「黄巾賊(こうきんぞく)」と呼ばれる反乱軍が、後漢王朝を相手に戦いを続けていました。青年である劉備(りゅうび)は、張飛(ちょうひ)・関羽(かんう)の二人と義兄弟の契りを結び、自身の祖先が作り上げた後漢王朝を守るため、黄巾賊との戦いに身を投じていく。

これは歴史の教科書だ。
言わずと知れた『横山光輝』氏の三国志。子供の頃に読んだ記憶もあるが大人になってから読んだ方がより面白い。主人公の「劉備玄徳」ではなく天才軍師「諸葛孔明」などの方が圧倒的な人気を誇る。漫画としてだけでなく学術書や哲学書としての魅力のある作品。必ずと言っていいほど図書という名がつく場所に置いてある名作の一つ。

キングダム (連載中)

あらすじ
時は紀元前、春秋戦国時代。いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は500年もの動乱期。戦国七雄の一つ「秦国」の身寄りのない少年・信と漂は、今は奴隷のような身なれど、いつか武功をあげて天下一の将軍になることを夢見て修行に励む。そんな二人が偶然、秦国の大臣に出会ったことから運命の歯車が動き出す!

中国史の中で三国時代を舞台にした漫画はいくつかあるが戦国時代を舞台にしているものはあまりない。それほどに三国時代は魅力的な英雄が数多くいるためだろう。キングダムはあまり馴染みのない戦国時代(春秋)を基にし王族の反乱から話が始まります。4巻までは王族反乱の話になり、5巻辺りから他国との戦争の話になるのですがここからが抜群に面白い。ストーリーに加えて作画もよくなり見違えるので、少し読んで合わないと思う方はここまでは読んでほしい。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
歴史漫画と言っても史実を基にした作品。話を面白くする為のフィクションを多く用いる作品。多数あると思います。今回紹介した作品はどれもが人生に役立つ必読書だと言えるほど深い内容の作品です。先代達から学ぶべきことは多く、漫画にすると分かりやすく更に面白く読むことができます。読んであなたの人生に活かしていただければ幸いです。

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