私が大好きな女性漫画家のおススメ作品14選!

今回は私が大好きな女性漫画家の作品14選を紹介いたします。

目次

ベイビーステップ/勝木 光 (完結/全47巻)

あらすじ
小学生のときから成績はずっとオールA!几帳面でマジメな丸尾栄一郎は、高校進学を機に軽い気持ちでテニススクールに通い始める。そこでちょっぴりいい加減!?でもテニスに懸ける情熱だけはマジメな美少女のナツと出会い、テニスの魅力に取りつかれて人生激変!

戦略・技術的要素を強く取り入れたテニス漫画

運動部に所属したことがない丸尾栄一郎。頭脳を用いてメキメキとテニスが上手くなっていきます。試合中のブレイクタイムですらノートを取って徹底的に自分と相手を分析し、弱点をとことん突いていくプレイスタイル。戦う相手にとってはこれほど嫌なプレイヤーはいないであろう。地味ながらも秀才が努力して天才に打ち勝っていく様は胸が熱くなる。

マギ/大高 忍 (完結/全37巻)

あらすじ
砂漠を旅する少年・アラジンが、とあるオアシス都市で出会った2人の女性・ライラとサアサ。2人は、野菜や果物を行商するキャラバンの仲間で、ライラにとってサアサは砂漠で行き倒れていたところを助けてくれた大事な友だちでもあった。だが、ライラは元・盗賊団の一味であり、思わぬことからそれがバレて、キャラバンから追放されてしまう。1人取り残されたライラに、アラジンは…?

王道ダンジョンファンタジー・マギ

魔法とダンジョンを支配したものがこの世のすべてを手に収めることができる。作画やストーリーも素晴らしいのですが、台詞が秀逸で心に響かせるような言葉が沢山あります。主人公のマギやアリババもカッコいいのですが、シンドバッドという男が物語を更に引き立て、素晴らしい完成度の作品。

不滅のあなたへ/大今 良時 (連載中)

あらすじ
何者かによって“球”がこの地上に投げ入れられた。その球体は、情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられる。死さえも超越するその謎の存在はある日、少年と出会い、そして別れる。光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……刺激に満ちたこの世界を彷徨う永遠の旅が始まった。これは自分を獲得していく物語。

神秘的な始まりから本当の人間としての成長を描く物語。タイトルの通り不滅だが無敵な訳ではなく、成長していくと自我が芽生え、逆に脆くなっていく主人公に感情移入してしまう。作者がストーリーを深く考えているのだと感じられる少し悲しい作品。

聲の形/大今 良時 (完結/全7巻)

あらすじ
「俺は彼女が嫌いだった」――明るく!楽しく!大冒険!がモットーの少年、石田将也(いしだ・しょうや)。耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子(にしみや・しょうこ)。2人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていく――。余りにもみずみずしい青春のカケラたち。最高に切なく、心ゆさぶる物語が生まれました。

賛否両論がある作品。障害者に対する向き合い方、人間の本質が丁寧に描かれている。序盤では小学生の悪意のない虐めから始まるが、この時点で既に嫌悪感を覚える人も多い。それでもしっかり考えられたストーリーで終盤まで飽きることなくみられるので是非読んでみてほしい。

本好きの下克上 一部・二部/鈴華・香月美夜 (連載中)

あらすじ
幼い頃から本が大好きな、ある女子大生が事故に巻き込まれ、見知らぬ世界で生まれ変わった。 貧しい兵士の家に、病気がちな5歳の女の子、マインとして…。おまけに、その世界では人々の識字率も低く、書物はほとんど存在しない。いくら読みたくても高価で手に入らない。マインは決意する。ないなら、作ってしまえばいいじゃない!目指すは図書館司書。本に囲まれて生きるため、本を作ることから始めよう!

ライトノベルから漫画化された中で数少ない成功作

一部から四部までの話が同時進行で進んでいく構成。その為、各部ごとで絵の違いがあり混乱しやすい。しかしどの作画担当の方も絵が上手で物語のイメージを損なわない作品。物語自体は商業を生業として話が進んでいく。主人公が病弱で、中々やりたいことができないのでもどかしいが、ゆっくりと着実に目標を達成していくのが見どころ。

本好きの下克上 三部・四部/波野涼・勝木光・香月美夜 (連載中)

3部・4部から各部で作画が代わるのでイメージがガラッと変わります。それもこの漫画の魅力の一つ。

ブルーピリオド/山口 つばさ (連載中)

あらすじ
学校では高成績だがタバコや酒もする矢口八虎。仲間とはつるむも味気ない毎日を送っていたが、ある日美術室で見た一枚の絵に惹かれ美術部に入部したことで、美術大学の受験を目指す。

『他人の努力の結果で酒飲むなよ。お前のことじゃないだろ』

何をしてもある程度できてしまう優等生の矢口八虎はやりたいこともないまま、周りに合わせるだけの生活に安堵しながらも焦燥感を感じていた。そんなとき一枚の美術絵を目にして八虎の心臓が初めて動き出す。初めて真剣に描いた一枚の絵「美術は文字じゃない言語だから」言葉にしなくとも伝わる。初めて表に出した自分の感情。八虎は決心し東大よりも倍率の高い藝術大学に挑んでいく。作者「山口つばさ」さんは藝術大学出身で受験の様子などを事細かに描き伝えている。芸術とは何かを学べる作品。

ハコヅメ/秦 三子 (連載中)

あらすじ
町山警察署管内の町山交番に勤務する岡島県警の新人警察官・川合麻依は違反者や一般市民から日々言われる文句、想像以上の激務という警察官の仕事に嫌気がさし辞表を提出しようとしていた。そこへ新たな指導員として配属されてきたのは、元刑事課のエースで後輩へのパワハラで左遷されてきたという藤聖子巡査部長。

派出所警官のリアル&コメディエピソード

元警察官が描いた警察という日常の実話。警察官になりたい方は本当に一度読んだほうがいい。
この漫画を読んだ後は警察官にはもう少し優し接してあげようと思う作品間違いなし。男性であっても女性であってもかわらずのブラック体質。新人であっても残業は当たり前。ぶっつけ本番の作業しかない正義感だけで成り立っている組織。それが警察という職業。

ここは今から倫理です。/天瀬 シオリ (連載中)

あらすじ
春。高校3年生らは体育、情報などから1つの選択科目を受けることになった。抽選が行われるほど人気の授業もあれば、受けることすら嫌がられるものもあった。その中で倫理の授業が行われる教室には15人が集まる。倫理を受け持つ高柳は最初の授業で「倫理は学ばずとも困ることはない」と冷淡な様子で説明する。その言葉にある生徒は圧倒され、ある者は嫌悪し、ある者は尊敬の目を向ける。

生きるのが少し楽になるかもしれない。そんな作品。現代社会で生きてる人にこそ見てほしい。宗教とは何か?幸せとは何か?命とは何か?倫理学が役立つ場面があるとすれば──死が近づいた時。人は皆それぞれのうちに闇を抱えながら生きている。現代社会において哲学は必修科目にすべき。この漫画を読めば貴方もそう思えるはず。

ダンスダンスダンスール/ジョージ 朝倉 (連載中)

あら
中学二年生の村チカ平は、幼いころに見たクラシックバレエに興味を抱いていたが、父親が亡くなったことから男らしくあろうと思い、バレエに憧れを抱きつつもジークンドーを習っていた。そんなある日、同じクラスに転校してきた五代都に誘われ、彼女の母親がやっているバレエスタジオに通うことになる。最初は悪態をついていた潤平だったが、長年のバレエへの情熱から本格的にバレエを習うことを決心する。

【バレエ】それは生まれ持っての才能と努力の世界

恥ずかしながらこの漫画を読むまでバレエは女性がやるものだと思っていました。しかしこの漫画を読むと考えは一変し、男性のバレエはスポーツのように激しく本当にかっこいい!子供の頃に読んでいたら、バレエにのめり込んでしまうんではないかと思う程とにかく面白い。

三月のライオン/羽海野 チカ (連載中)

あらすじ
その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も──。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年の職業は──やさしさ溢れるラブストーリー。

中学生でプロになり棋士として、人間としての成長を描いた物語。天才と称され、愛情を注がれることなく大人になってしまった主人公の葛藤と成長を強く感じさせる。物語の序盤は明るい感じの話ではない。しかし巻を重ねるにつれて徐々に吸い込まれていくようなストーリーと構成が魅力の作品。

ちはやふる/末次 由紀 (完結/50巻)

あらすじ
まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早(ちはや)。そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新(あらた)。おとなしくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!

マインドスポーツ・百人一首

競技としてはマイナーである百人一首。読み進めていくと勝つためには反射神経だけでなく、頭脳、精神力、聴覚などあらゆる要素が必要になってくる。作画もさることながら青春スポーツとしても最高に良いストーリーで読めば引き込まれる作品。

葬送のフリーレン/作画・アベ ツカサ (連載中) アニメ化

あらすじ
魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー 魔王を倒した勇者一行の“その後”。魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。彼女が“後”の世界で生きること、感じることとは―― 残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは―― 物語は“冒険の終わり”から始まる。英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!

魔王を倒して王都に凱旋した勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、魔法使いフリーレンら勇者パーティー4人は、10年間もの旅路を終えて感慨にふけっていたが、1000年は軽く生きる長命種のエルフであるフリーレンにとって、その旅はきわめて短いものであった。人間の寿命はエルフの十分の一にも満たない。勇者一行がいくつもの歳月を掛けて倒した魔王はエルフ・フリーレンにとっては僅かな期間でしかなかった。魔王討伐後、勇者一行は五十年に一度訪れるという流星群を眺めていた。眺めながらフリーレンはまた五十年後、皆で観に来ようと何気なく言った。しかし人間にとっての五十年はあまりにも長かった。丁寧な作画に作りこまれたストーリー。一話読んだだけで心掴まれ、話を重ねていく度にどんどんハマっていきます。

徒花/NON (完結/上・中・下巻)

あらすじ
雪積もる小さな町で、猟奇的な殺人事件が起こる――。身体を切断された被害者は女子高生・五十嵐真子。そして、犯人として警察に自首して来たのは、同級生の藍川美月。犯行を供述する美月だが、そこにはある違和感が…!? 闇に抗う2人の少女の“秘密”をめぐる、リアル・サスペンス

素晴らしい画力とストーリーで描かれる人間の醜さと美しさ


小説のように描かれる物語と読み終わったの満足感がある徒花。巻数も上・中・下の三巻に分かれており短編ながらもとてもボリュームのある作品。主人公の親友に集まるのはクズという言葉を具現化したような人間たち。そしてそれに巻き込まれる儚い少女の運命は…。

『綺麗だよ』

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