悪の華・僕は真理の中・血の轍_数々の名作を生み出す『押見修創』氏のおススメ漫画4選

独特の世界観。それがぴったりと当てはまる漫画家『押見修創』氏_一つの作品を読めば癖になる。今回はそんな漫画家のおススメ作品をご紹介していきたいと思います。

目次

悪の華 (完結/全11巻)

あらすじ
クラスの美少女・佐伯奈々子に密かに想いを寄せる春日高男。ある日の放課後、出来心により彼女の体操着を盗んでしまうが、その様子は嫌われ者の女子・仲村佐和に目撃されていた。窮地に陥り、仲村からの無茶な要求に翻弄される中、意外なきっかけから佐伯と付き合うことになり、春日は恋心と背徳の自己矛盾に苛まれる。

思春期たった一度の過ち…もう戻れない。中学生の頃、好きな子を想って妄想したことが誰しもあるのではないだろうか?しかしその妄想を現実のものにしてしまったら?引き返すことができない泥沼のような深みへと嵌っていく黒い純愛。

『私見てたんだよ。春日君が佐伯さんの体操着盗んだところ』

僕は真理の中 (完結/全9巻)

あらすじ
友達が一人もいない大学生の≪ぼく≫の唯一の楽しみは、コンビニで見かけた名も知らぬ女子高生を定期的に尾行すること。いつものようにその娘を尾行していたら突然記憶が飛び、≪ぼく≫はその娘のベッドで寝ていて、≪ぼく≫はその娘になっていた。その娘は≪麻理≫という名だった――。

大学に入ったら何か変わると思ってた。けど二年生になってからいく理由が見つからず行くのを辞めた。毎日引きこもりゲームとオナニーだけで日々が過ぎていく。生きがいはコンビニで決まった時間に現れる『天使』を見ることだけ。男が女に入れ替わったらどうなるのか?生々しくリアルに女子高生の日常を体験することになる

血の轍 (連載中)

あらすじ
暴走する母性という狂気… 愛に殺される! ママ、なぜ「あんなこと」をしたの!? 母・静子の突然の“異常行動”息つく間もなく静一の自我を粉々に打ち砕く次なる“事件”が起こり… 幸せだった家庭は、静かに、逃げ場のない地獄へと変容してゆく…。

「静ちゃんちって、過保護だいね」

過保護?ってなんだろう。中学二年生の夏休み、親戚同士で登山。静ちゃんに対して悪ふざけする親戚の子供、母の取った行動は・・・。その事件をきっかけにゆっくりと全てが崩れていく。死神から告げられた…冥界への道筋を辿る死者のように。サイコホラーの名にふさわしい【押見修造】氏の一作

ハピネス (完結/全10巻)

あらすじ
謎の少女に襲われ、決断を迫られたあの夜──。幸せでも、不幸でもなかった僕のありきたりな日常は、跡形もなく壊れてしまった…。首筋に残った“傷”。何かを求めて、止まない“渇き”。冴えない高校生だった、岡崎を待ち受ける運命とは…。

ある日、いきなり血を吸われ吸血鬼になってしまう主人公。血を吸いたい衝動と化け物になりたくない自制心との葛藤を描く物語。普通の高校生活にはもう戻れない。女子高生の生理の匂いを嗅いだだけでも、瞳孔が開きイライラし暴力と吸血衝動が抑えられないのだから。

『このまま死ぬ?それとも同じになる?』

まとめ

いかがでしたでしょうか?
天才と称される押見修造氏の中でもおススメの作品を紹介いたしました。決して明るい作品ではないのに胸が熱くなる。人の心の内をくすぐるのがとても上手で、続きが読みたくてしょうがないと思わせる魅力。それがこの方にはあると思います。画力も高いのですが、話を創る才能が抜けているのだと思っています。個人的にはこの方が書く小説を見てみたいと心から思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次